こんにちは、ついついです。
本日紹介するのは、奈良のジャパニーズクラフトジン「橘花ジン(キッカジン)」です。
バージンシールとオシャレなガラス瓶が高級感を漂わせます。
贈答用にしても良いですね。
このジンに出逢ったのは2019年のジンフェスティバル東京でした。
ジントニックで頂き、こんなに美味しいジントニックがあるんだ!と感動したジンです。
直ぐに購入しようとしましたが、いつも在庫切れで当時はネットにも出回っていませんでした。
しかし、半年くらい酒屋を探し回って遂に銀座の百貨店で運命の再会を果たせました。
当時から3~40種類のジントニックを飲んできましたが、今でも不動のトップはこの橘花ジンです。
基本情報
価格:5500円
容量:500ml
アルコール度数:59%
メーカー:油長酒造大和蒸溜所
ベースアルコール:ライスピリッツ(米焼酎)
ベースボタニカル:ジュニパーベリー
ボタニカルには大和橘(ヤマトタチバナ)と大和当帰(ヤマトトウキ)が使用されているのが特徴で、ストレートで飲むときには是非香りの立つグラスで楽しいで頂きたいです。
<大和橘>
日本固有の柑橘果実で日本最古の柑橘植物とされている。
現在では天然記念物であり、絶滅危惧種にも指定されている。
<大和当帰>
奈良時代の歴史書、日本書紀にも生薬として登場する植物。
栽培に手間が掛かり、栽培しやすい北海道当帰よりも高品質であるされる。
本商品のレビュー
それでは以下本商品のレビューです。
ストレート
まずはこちらがストレート。
透き通った本当に透明な色をしています。
香りを嗅いでみると、これが大和橘の香りなのでしょうか。
度数59%とは思えないリラックスさせてくれる柑橘の上品な香りがします。
味わいですが、柔らかい舌触りと甘みから始まります。
そして柑橘の酸味を経た後に舌がピリリとしてきます。
最後に、ジンが口内の温度で温められてか、舌が麻痺してか、再度甘みに変わります。
その後も柑橘の残り香がしばらく残り、余韻をしっかりと味あわせてくれます。
美味い!
カクテル
今回はジントニックを作りました。
トニックウォーターはシュウェップスです。
比較のために氷は入れていないのですが、見てください。
右が橘花ジンでのジントニック、左がプリマスジンでのジントニックです。
変じゃないですか?
プリマスジンも橘花ジンもストレートでは綺麗な透明です。
しかしジントニックにしてみると、橘花ジンは画像のように白濁します。
理由はわかりませんが、割っただけでも驚きを与えてくれます。
ジントニックとしての味わいですが、厚みのある柑橘感をとても強く感じられます。
ボタニカルにも柑橘が使われているので当然、合わない訳がありません。
まず甘みと酸味から始まり、直ぐにトニックの苦味に変わります。
そしてまだ苦味が残っているうちにもう一口…もう一口…
爽快感が堪らずグビビといってしまいます。
美味い!
総評
この柑橘感は他のジントニックには出せない、唯一無二の味だと思っています。
独自ランキングではジントニック部門1位、総合2位に位置しているレジェンドです。
出逢ってから2年、これを超えるジントニックを日々探していますが、未だ現れません。
少し勿体ないですが、今度はアラスカ等のカクテルにも使ってみたいと思います。
ジン好きなら1度は試してみて頂きたい橘花ジン、いかがでしょうか。
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